狂歌 終章
満開の丘に 二人が佇んでいた。

「警視、助けられませんでしたね。」

「・・・気にするな」

川崎はそういいつつも、悲しそうな目をしていた。

「彼らも、ここでこの花を見ているんでしょうね。 きっと。」

「科学に幽霊は存在しない。  ・・・だが、そうかもな。」






丘の上には、満開の勿忘草。







もう一つの花言葉は・・・?

















幸せだろうか 夢なんだろうか
僕は君と居られたことが楽しかったよ。



幸せな 勿忘草の夢



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